CROから派遣を経て製薬企業へ転籍
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「挑戦」と成長に寄り添う

アクセライズは、CRAが柔軟にキャリアアップできる環境を「派遣」という働き方で提供する企業です。社員一人ひとりの挑戦とスキル向上を最優先に考え、会社の成長よりも個々の成長を重視しています。アクセライズは、社員の成長を加速し、目標達成を後押しする環境づくりを使命として掲げています。
派遣型CRAから製薬企業へ。
転籍成功の体験記

CRO企業でキャリアをスタートしたT.Mさんは、派遣型CRAとしての経験を経て、現在は製薬企業のスタディリーダー(クリニカルオペレーション)として活躍しています。
ここでは、派遣型CRAの経験がどのように転籍というキャリアに役立ったのか、また製薬企業へのキャリア展開を考える際のポイントなどを伺いました。実践的なアドバイスが詰まったインタビューです。
アクセライズとの出会いから
現在まで
選んだのですか?
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転職活動中は転職エージェントやネットで情報収集を行っていましたが、信頼のおける知人から紹介されたことが最終的な決め手となりました。
実際に入社してみると、派遣型の正社員として製薬企業で経験を積むことができ、将来的には派遣先企業の正社員として登用される可能性もあると聞いて、自分のキャリアにとって理想的な働き方だと感じました。
福利厚生やサポートで
特にうれしいと感じた点を
教えてください。
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たくさんありますが、特に派遣先で働く際に、アクセライズの正社員としての雇用が保障されていることは安心できるポイントだなと感じましたし、派遣先でも業務に集中できる環境を会社として考えてくれているのもうれしい点です。
派遣先の同僚もアクセライズ経由でアサインされている人が多いので、職場でのネットワークがあることも心強いです。
教えてください。
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現在は製薬企業で臨床試験のスタディリーダーをしており、試験にアサインされているメンバーの管理や試験の進行状況の把握などを行っています。医療機関や医師からの問い合わせに対して、日本の試験責任者としてグローバルチームと協議を行うことも多いです。国際共同試験において、日本の症例登録を達成するために戦略を立て、試験をリードしながら現場の調整も任されているといった働き方です。
以前は受託型CROでモニタリング業務のみでしたが、今は意思決定プロセスにも関わる役割があることがCRO時代との大きな違いです。
派遣型CRAが製薬企業に
転籍するには
ステップを教えてください。
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私は前職のCROでの経験から、製薬企業で働くことを強く意識するようになりました。当時は、CROから製薬企業にCRAとして入るのは非常にハードルが高いと感じました。
製薬企業に直接応募する方法もありましたが、私は派遣型CRAとして実績を積み、社員登用のチャンスを得るルートを選びました。私の場合、この方法がキャリアステップとして一番の近道だと思えたからです。アクセライズは自身の今後のキャリアプランについても親身になって考えてくれましたし、ニーズに応じた派遣先を提案してくれました。
派遣から製薬企業の正社員に転籍するとなると、まずは現場でのパフォーマンスが重要視されます。派遣開始となってからは初めから転籍を視野に入れていたというよりも、とにかく早くプロジェクト内で成果を出し貢献することを念頭に置いていました。製薬企業の正社員として働くには、試験での成果やリーダーシップが必要とされますから、派遣期間中にそのような経験を積むことが大切です。
また、ぼんやりとではありますが、派遣される段階から製薬企業の正社員として働く未来を視野に入れた目標設定もしておくと良いかもしれません。まずは、日々の積み重ねと信頼獲得が重要ですし、キャリアステップに必要な要素だと思います。
どのように役立ちましたか?
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意思決定プロセスや全体的な業務フローを理解する土台ができたと感じますね。
CROでは、クライアントである製薬企業に合わせた対応が求められていましたが、入社してからは自分の意見やリーダーシップを発揮しやすくなりました。
そして何より「アクセライズ出身」という評判にも支えられました。アクセライズはCRAを長年派遣している業界の“老舗”ということで、現場でも「アクセライズの人なら大丈夫」と評価していただけました。
どのようなキャリア展開が見込まれるでしょうか?
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より専門性の高い役割や管理職へのキャリアパスが開けると思います。製薬企業では臨床試験の管理やリーダーシップを発揮するポジションが求められるため、CRA時代のモニタリング経験がそのまま活かされます。
また、開発のとりわけクリニカルオペレーションの部門からは、薬事やメディカル、マーケットアクセス部門へ異動する方も多いです。開発だけでなく、製品の上市までを支えるポジションへとキャリアを広げていける可能性もあります。
長期的には、プロジェクトリーダーやディレクターなどピープルマネジメント職へのステップアップも視野に入れて成長をしていけると思います。
注意点を教えてください。
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まずは転籍先の製薬企業の登用方針や待遇を確認することが大切です。もちろん、転籍後の業務内容が自身のキャリア目標と一致しているかどうかもチェックポイントです。
個人的には「製薬企業に正社員として転籍すること」だけがゴールだとは思いません。あくまでも転籍は長期的なキャリア形成の一環ですから、将来の目標を明確にすることが第一かと思います。
製薬企業に転籍して思うこと
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自分自身の体験でいえば、派遣型CRAとして製薬企業に入った際に最初に感じたのは意思決定の早さです。以前のCRO業務では一つひとつの確認に時間がかかることもありましたが、製薬企業側にいると迅速な対応が可能です。
実際、派遣から転籍を果たした社員も多く、派遣型での経験が転籍後のキャリアに活きているという話をよく耳にします。
私も入社後すぐに、意思決定が早く、他部署を巻き込むことのハードルが低い組織であったため、CRAとして積極的に業務アクションを取れたことが自信につながり、現在のポジションを目指す原動力になりました。
プロジェクトについて教えてください。
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モニタリング業務に関して貴重な経験を得られましたね。CRO時代とは違って、社内のさまざまな専門家と連携して、より直接的に医薬品開発の全体プロセスを見届けることができました。
自分たちが収集したデータがどのように解析されて承認に至るのか、その一連の流れを目の当たりにできたことが、大きな達成感とやりがいにつながったように思います。
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当面はクリニカルオペレーションの領域で、全く違うがん治療薬の開発や、より規模の大きい試験プロジェクトに取り組んでみたいです。
一方で、開発の経験を活かして、メディカルやセールス部門で働いてみたいという気持ちもあります。薬剤が承認された後に、市場に定着させ、売り上げを拡大していく重要性も感じています。その売り上げがなければ開発予算も捻出できないわけですから。


派遣型CRAの経験とアクセライズの支援が、製薬企業社員としての即戦力につながったと語るT.Mさん。その話しぶりからは、柔軟な対応力と強い信念が感じられました。
製薬企業への転籍を目指す人にとって、T.Mさんの成功体験やアドバイスは大いに参考になるはずです。現場での経験を重ねながら、自らの強みを活かしてキャリアを築く重要性を教えてくれる今回のインタビューが、皆さんのキャリア形成に役立つことを願っています。