CRA転職「志望動機」の考え方
※当メディアは株式会社アクセライズをスポンサーに、
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転職を検討する際、志望動機を明確にすることはCRAにとっても重要です。志望動機は、自身が目指すキャリアを具体的に伝えるツールであると同時に、転職先に自分の成長意欲や価値観を理解してもらうための重要なポイントです。将来の目標を具体的に描きながら、説得力のある志望動機を考えましょう。
説得力のある「志望動機」の例
CRAが次のキャリアを考える際、試験のマネジメントやチーム運営を担う役割として、プロジェクトマネージャーや、スタディマネージャー、プロジェクトリーダーなどが選択肢として挙げられます。ただし、これらのポジションは会社によって名称や業務範囲が異なる場合が多く、キャリアパスとして限定されるものではありません。
実際には、CRAがキャリアを広げる選択肢は多岐にわたり、医薬品の市販後活動をサポートするメディカルアフェアーズやメディカルサイエンスリエゾン、データマネジメント、薬事関連業務、教育研修担当者へのキャリア転向も視野に入ります。
以下に「志望動機」のポイントとなる一例を紹介します。
例:治験の計画から実行まで
全体を管理したい
全体を管理する役割(プロジェクトマネージャーなど)には、チームメンバーや関連部門との連携を図りながら、治験をスムーズに進め、成功に導くことが求められます。
志望動機では、「治験の全体像を把握し、効率的な運営を実現したい」といった明確な目標を示しましょう。具体的には、計画立案やリスク管理における経験をアピールし、自分がどのように貢献できるかを説明することが大切です。さらに、過去の成功事例や困難を乗り越えたエピソードを交えることで、さらに説得力が高まります。
例:治験全体の進行を計画的に
監督したい
全体の進行を監督する役割(スタディマネージャーなど)には、柔軟な対応力やリスク管理能力に加え、治験を計画通りに導く強い意欲が求められます。
志望動機を述べる際には、計画立案力やリスク管理スキルを具体的に示し、自分がどのように治験成功へ貢献できるかを明確に伝えることが大切です。さらに、これまでのリスクマネジメント経験を具体的な事例とともに説明することで、実務能力を証明することができます。
例:治験戦略の策定と実行を
統括したい
治験戦略を統括する役割(プロジェクトリーダーなど)は、プロジェクトの目標達成に向けて、複数のチーム間で協力体制を整える必要があり、高いコミュニケーション能力と調整力が求められます。
志望動機を述べる際には、「複雑なプロジェクトを調整し、チームを成功に導きたい」という意欲を具体的に示し、自分がどのようにチームをサポートしていけるか明らかにしましょう。これまでの経験を基に、難しい場面での調整力や問題解決能力についてアピールすると、説得力が高まります。

「挑戦」と成長に寄り添う

アクセライズは、CRAが柔軟にキャリアアップできる環境を「派遣」という働き方で提供する企業です。社員一人ひとりの挑戦とスキル向上を最優先に考え、会社の成長よりも個々の成長を重視しています。アクセライズは、社員の成長を加速し、目標達成を後押しする環境づくりを使命として掲げています。
CRA転職の志望動機を
分析してみる

志望動機を考える際、まずは自身のキャリアビジョンを明確にすることが重要です。CRAとしてどのように成長したいのかを具体的に描き、その実現に必要な環境や経験を想像することから始めましょう。
志望動機は目指すキャリアによって大きく異なります。チャレンジしたいプロジェクトなど目標を設定し、その達成に必要なスキルや経験を整理することで、説得力のある志望動機を構築することができます。
現役CRAの転職時の志望動機を
リサーチ
当メディアのインタビューに登場していただいた皆さんの志望動機から、ポイントをチェックしてみましょう。
異業種から薬剤師経験を経てCRAへ
新卒で金融コンサル業界に就職し、その後起業や薬剤師の経験を経て、CROのモニタリング業務に携わっていたY.Sさんは、前職では受託型のプロジェクトが中心で、業務範囲が限定されていました。
次のキャリアを模索する中で、多様なプロジェクトに関わりながらキャリアアップできる「派遣型CRA」という働き方に魅力を感じて応募を決意。成長意欲の高いY.Sさんは、さまざまな製薬企業や試験に挑戦できる点や、キャリア形成を叶えられそうな環境にも期待を寄せていたといいます。
営業職からCROのCRAを経て製薬企業に転籍
大学では文系を専攻し、新卒で入社した会社では製薬企業の営業職だったというT.Mさんは、臨床開発の仕事に携わりたいという強い想いから、まずはCROに転職しモニタリング経験を積み、再び製薬企業で活躍するという理想を実現させるため「派遣型CRA」というキャリアを選択。派遣先の製薬企業で経験を積むことで、正社員登用のチャンスが得られる可能性に期待していました。
T.Mさんにとって、派遣先選びの柔軟性やキャリア形成のサポート体制は、転職先を選ぶ際のポイントでした。「自分の働き方を評価してもらえる」という期待感が、新たなキャリアへの挑戦を後押ししたようです。
CRCから多様な経験を求めて派遣型CRAへ
新卒でCROに入社してモニタリング業務を経験した後、CRCとして患者支援に携わっていたS.Aさん。チームプレーが主体の環境を離れ、個人の責任範囲が明確なCRAの仕事にチャレンジしたいという熱意を持って転職を決意しました。
「派遣型CRA」では幅広い試験や疾患領域を経験でき、キャリア形成の選択肢が広がる点に魅力を感じたS.Aさん。転職後の現在は、派遣先での経験を通じてスキルを磨きながら「一流のCRA」を目指しています。
在宅勤務でCRAの仕事も子育ても両立
前職で大手料理教室に勤めていたM.Oさんは、姉の勧めと新しい挑戦への興味からCRAとしてのキャリアをスタート。派遣先で多様なプロジェクトを経験できる「派遣型CRA」の働く環境と、柔軟なキャリア形成の可能性が魅力に感じたようです。
「在宅勤務」や「フレックス勤務」など、一人ひとりの状況に寄り添った制度や、アットホームな企業文化も安心して長期的に働けている理由だといいます。
アクセライズで叶える
CRAとしてのキャリア選択
アクセライズでは、CRAが自身のスキルや経験に応じて柔軟にキャリアを選択できる環境を提供しています。たとえば、リーダーシップを発揮してスタディマネージャーとして活躍するキャリアや、特定分野に特化してスペシャリストとして専門性を高めるキャリアなど、希望する将来像に合わせた働き方が可能です。
CRAとしてのキャリアに迷っている方には、さまざまな臨床開発での経験を通じて、自分に適した職場や領域が見つかる「派遣型」というアプローチをおすすめします。キャリアパスとしては、大きく分けて以下の2つの方向性があります。
スタディマネージャーを目指す場合
スタディマネージャーには知識と経験に加え、臨床試験全体の管理やチームの牽引といった高いリーダーシップが求められます。志望動機では、「臨床試験全体を円滑に遂行させたい」といった具体的な目標を明確にし、これまでの経験やスキルをどのように活かせるかを伝えることが重要です。
たとえば、過去に直面した困難を克服し、臨床試験の成功を収めた経験や、チームを成長させた経験を示すことで、リーダーとしての適性をアピールできます。
また、国際共同試験への対応力や異文化理解、英語力も欠かせません。「戦略的な意思決定ができる」など、自身の得意分野を臨床試験の最適化にどう活かせるかを伝えることで、志望動機に説得力が生まれます。
CRAとしてスペシャリストを
目指す場合
スペシャリストを目指す場合、オンコロジーや希少疾患など専門領域で成長するチャンスがあります。派遣型CRAでは、これらの専門領域などで働ける機会があったり、マルチアサインで多くの試験を同時に担当し、生産性の高さを身に付け、CRAとしての独自の専門性と市場価値を高めることができます。
志望動機では、「特定分野のエキスパートとしてのスキルを高めたい」「CRA1人当たりの担当試験数を増やして、日本のCRAのレベルの高さを海外にも証明したい」など具体的な目標を示し、業務を通じたスキルアップへの意欲を強調しましょう。また、経験を積んで成長したいという意思だけでなく、「CRAとしての市場価値を高めたい」といった長期的なキャリアビジョンを示すことで、説得力のあるアピールが可能です。
以下のページでは、【関東/関西】別にアクセライズの派遣型CRAとしての働き方や、応募条件などについて確認できますので、ぜひ参考にしてみてください。
アクセライズの
「派遣CRA」という働き方
アクセライズの派遣型CRAは、自らのキャリアを積極的に切り開いていきたい方にとって魅力的な選択肢となります。自分のペースで成長しながら次のキャリアステップを見据え、臨床開発の最前線で経験を積むことができます。
アクセライズの強みは、会社の成長よりも社員一人ひとりの成長を重視する企業風土にあります。短期的な目標から長期的なビジョンまで、段階的な成長を力強くサポートする“伴走者”として、CRAのキャリア形成に寄り添っています。
業務の幅を広げる多様な経験
アクセライズでは、派遣型CRAとして勤務する社員に、多岐にわたる臨床開発の経験を積む機会を提供しています。派遣先によっては、通常のモニタリング業務に加え、以下のような業務に携わる機会があります。
- プロトコルやICFの作成・レビュー:
臨床試験の計画段階への関与を通じ、科学的知識を深める機会 - CRAリーダー業務・補助:
CRAの取りまとめ、各種業務やissueの進捗管理、若手CRAの教育・指導・施設同行時のフォロー - ベンダー窓口:
委託先CRO、SMOなど、臨床試験で使用する外部ベンダーとの調整 - CSRやCTD(臨床パート)の作成・レビュー:
臨床試験の結果がどのようにまとめられるか理解を深める機会
これらの経験により、通常のCRA業務を超えた高度なスキルを身につけることができます。
キャリアの可能性を広げる
「伴走者」としてのサポート
アクセライズは、派遣型CRAが希望するキャリアを築けるよう、以下の手厚いサポートを提供しています。
- 月次キャリア面談:
個別の悩みや課題に耳を傾け、キャリア形成に必要な具体的なアドバイスを実施 - きめ細かなフィードバック:
派遣先でのパフォーマンスや今後の課題について具体的な指導
これらの取り組みを通じ、社員が自身の成長を実感し、次のキャリアステップに向けた準備を進められる環境を整えています。
アクセライズ社員が高く評価される
理由
アクセライズでは、採用段階から社員のスキルや適性を徹底的に見極め、派遣先と最適なマッチングを実現しています。その結果、社員の派遣先での高い評価を得ており、以下のような成果を生み出しています。
- 派遣先での社員の高評価:
転籍の実現や新たなキャリアチャンスの拡大 - 業界内での信頼性向上:
派遣型CRAとしての実績が評価され、アクセライズの認知度が向上
これにより、派遣先となる製薬企業などから厚い信頼が得られ、社員と企業双方にとっても良好な関係が築かれています。